結婚式でプロフィールブックが流行っているのはご存知でしょうか。
結婚式費用を抑えられるし、自分の好きなデザインに出来るので個性的な演出もできます。
私は費用を抑えたくてプロフィールブックを作りました!
最初は業者に外注しようと思っていたのですが、外注しても結構高くついたので手作りすることにしたんです。
実際に作ったものがこちら!
中々可愛くできたんじゃないかな~と思ってます。
今回はそんなプロフィールブックの作り方を紹介します!
プロフィールブックとは?
プロフィールブックは、新郎新婦のプロフィールやゲストへのメッセージなど、来てくださった方々へ伝えたいことをまとめた本です。
作る人によって内容は様々で、出会いから結婚までのエピソードを載せたり、既に一緒に住み始めているカップルは新居の紹介を載せたりすることも。
また席次表やメニュー表などを載せることもでき、アイデア次第で色んなことが出来る一冊です。
プロフィールブックを作成するメリット・デメリット
・結婚式費用を抑えられる
ペーパーアイテムは結婚式費用の中では一番節約しやすい部分です。
手作りや外注で簡単に節約することができ、持ち込み料金もかからない式場が多いからです。
席次表 約400円×50名=2万円
メニュー表 約200円×50名=1万円
式場などでペーパーアイテムを頼むと3万円ほどかかります。
プロフィールブック 約200円×50名=1万円
プロフィールブックの中に席次表やメニュー表を組み込むと1万円で済むので、2万円もの節約になります。
・オリジナリティを演出できる
デザインも中身も自由にできるので、自分たちらしい一冊にすることができます。
中身のコンテンツやページ数にも制限がないので、やりたいことをふんだんに盛り込むこともできますよ!
・自分たちのことを知ってもらえる
新郎側のゲストは新婦のことを知らないし、新婦側のゲストは新郎のことを知らない人がほとんどだと思います。
プロフィールブックではそんなゲストに相手がどんな人かを知ってもらうチャンスです。
また二人の馴れ初めなど、結婚に至るまでを一冊にまとめることができます。
・待ち時間もゲストに楽しんでもらえる
結婚式は何かと待ち時間が長いもの。
受付をしてから挙式が始まるまでや、挙式が終わってから披露宴が始まるまでなど、ゲストは手持無沙汰になってしまいがち。
プロフィールブックがあると、そんな待ち時間を楽しむ時間にしてもらえますよ!
・製作時間がかかる
手作りの演出にはつきものですが、やはり製作時間がかかってしまいます。
私たちの結婚式ではブーケやウェルカムボード、映像など色んなものを手作りしましたが、1、2を争うくらい時間がかかったのがプロフィールブックです。
時間に余裕がある人のみ手作りすることをオススメします。
作成の前に印刷会社とプロフィールブックのコンテンツを決めよう!
私たちはまずどこで印刷するかを決めることにしました。
印刷会社によってはテンプレートを配布しているところもあるので、先に決めるのが無難です。
またサイズやページ数も先に決めておく必要があります。
色々探してみた結果、有名で安い『プリントパック』で印刷することにしました。
次にどんな本にするかを決めます。
私たちのプロフィールブックの条件はこちら。
・簡単に手に持って帰れるサイズ。
・ある程度厚みのある紙がいい。
・冊子の印刷は8ページの次は12ページ。8ページ分くらいが妥当ではないか。
ということで、A5サイズ、光沢紙(コート紙)135kg、8ページの50部で10,500円の内容で印刷することに。
ちなみに用紙の厚みを135kgではなく90kgにすると、同じ50部でも4,900円で作成することができますよ!
納期が短いほどお金がかかってしまうので、安く上げるために最長納期に間に合うように納品することにしました。
ページ数が決まるとあとは中身を決めるだけです。
私たちの場合は、1ページ目は表紙になるので、残り7ページ。
ペーパーアイテム代わりでもあったので、席次表を見開きにして2ページ、メニュー表を1ページ。
自由に考えられるのは残り4ページでした。
ゲストに私たちのことを知ってもらうため、それぞれのプロフィールは入れたいなと思っていたので、新郎1ページ、新婦1ページを使うことに。
あとはゲストへの挨拶を1ページ。
手作り満載の式だったので、残り1ページは手作りしたものを一覧で紹介するページにしました。
これで8ページすべての内容が決まったので、いよいよ作成に入ります。
プロフィールブックの作り方
印刷する会社を決めたら、その会社がテンプレートを配布しているか確認しましょう。
配布している場合はそちらをダウンロードします。
ちなみに私たちが印刷した『プリントパック』では、Illustrator、Photoshop、Word、PowerPointのテンプレートが配布されています。
私のパソコンにはオフィス系のソフトが入っていないので、IllustratorかPhotoshopの二択でした。
デザインといえばIllustratorじゃない?と思ったので、使ったことがないのにIllustratorで作ることを決めました。
今思えばこの選択のせいで膨大な時間を費やすことになるのですが…(笑)
テンプレートをダウンロードするとこんな感じ。
プリントパックのテンプレートには注意書きも記載されており親切です。
記載の通り、トンボ(水色の罫線)の内側に大事な内容が入るように作っていきます。
私たちはまず表紙・背表紙を作成しました。
これが完成したデータです。
文字は内側のトンボにおさまるように、デザイン自体は印刷した後に途切れないようしっかり外側のトンボをはみ出るように作成します。
ちなみにこの表紙のデザインは一見難しそうに見えるかもしれませんが、長方形を塗りつぶしたものを縦ストライプに見えるように並べただけです。
様々な幅や色の長方形を並べるだけで、なんだかそれっぽくなります。
メニューを囲っている枠やWelcomeの文字の上下にある飾りは、Illustratorの無料素材を配布しているサイトからお借りしてきました。
ネットで『Illustrator 無料 素材』などで検索すると色んなサイトが出てきますよ♪
あとは良い感じに文字を並べてフォントを選ぶだけ。
そんな感じで他のページも作成して印刷会社に納品して…
完成です!
ゲストへの挨拶と、手作りアイテムの紹介ページ。
席次表。
黒で塗りつぶしている部分にゲストの名前が入っています。
自分たちのプロフィール。
そしてメニュー表。
そんなに難しいことはしてないけど、良い感じになったのではないでしょうか!
Illustrator超初心者でもなんとかなるもんです!
今までデザインなんかしたことないし、Illustratorも使ったことないし…という方でも大丈夫!
今はIllustratorの使い方を教えてくれるサイトもたくさんあるので、困ったことがあっても検索すれば色々出てきます。
結婚式費用を節約したい方、オリジナリティあふれる式にしたい方、是非作ってみてはいかがでしょうか。