妊娠3ヶ月のある日、私はトイレで呆然としていました。
下着に血がついていたのです。
目次
妊娠初期の出血の原因とは?
妊娠初期の出血は約30%の妊婦さんが経験するんだって。
思っていたより多い!
でもその原因や出血の量などはさまざまです。
内診での出血
私の場合はおそらくこれでした。
内診をしたその日の夜にから、2~3日少量の出血が見られました。
経膣エコーの器具を挿入する際の摩擦などで、腟内が刺激され出血するようです。
子宮頸管ポリープ
子宮頚部にできる良性の腫瘍。
痛みなどの自覚症状はないですが、腫瘍から出血することがあります。
子宮腟部びらん
子宮の入口がただれていることにより出血します。
皮膚が薄いため、この炎症で出血することは良くあります。
絨毛膜下血腫
胎盤をつくる絨毛が子宮内膜の血管を壊してしまった際に出血し、絨毛膜の外側に血液が溜まってしまっている状態です。
ひどくなると流産や早産のリスクが高まるので要注意。
妊娠中期までには症状がおさまることが多いようです。
切迫流産
流産と同じように、出血や下腹部痛などの自覚症状があるが、妊娠が継続している状態。
安静にすることが大切で、症状が改善すれば問題ありません。
それ以外にも…
子宮頸がんなど、それ以外にも出血の原因はたくさんあります。
自己判断せず、かかりつけの病院で見てもらうことが大切です。
妊娠初期に出血が起きたらするべきこと
妊娠中に出血が起こると、慌ててしまいどうすれば良いのかわからなくなってしまいます。
ですが、すべての出血に問題があるわけではないので、そこは冷静になり状況をチェックし病院に電話してください。
・いつから出血しているか
・出血の量や色、におい
・お腹の痛みの有無
・お腹の張りの有無
・発熱や吐き気の有無
・その他気になること
これらを病院に伝えることで、すぐに受診するべきなのか様子を見るべきなのか指示をしてもらえます。
私は血が出たことで内心めちゃくちゃ焦っていましたが、出血したら状況を確認するようにと聞いていたこともあり、しっかり確認して病院に連絡することができました。
迷ったら病院を受診しよう!
私の場合、特に緊急性のある出血の状態じゃなかったようで、病院からは様子見してくださいと言われました。
ただ、やはり出血があると不安で仕方なくなります。
念の為調べてもらうことはできますか?と聞いたところ、病院側は快く診てくれました。
病院からすぐに来なくて大丈夫と言われた場合でも、心配でストレスになってしまうなら診てもらいましょう。
安心できた方が、ママにとっても赤ちゃんにとっても良いと思います。
出血が起きたら、とにかく状況確認し病院に連絡する。
何も起きないことが一番ですが、万が一出血があった場合、この記事のことを思い出して冷静に対処できる方が一人でも増えてくれたら幸いです。