結婚式費用は決して安くありません。
一番最初に聞いていたよりも、式直前になるに連れてどんどん金額が上がっていきます。
予算を決めていても簡単にオーバーしてしまうんですよね。
そんな結婚式費用ですが、なるべく安く抑えたいというカップルは少なくないはず。
今回は実際に私が行った節約術や、ここをこうすればもっと安くできたなという反省点を紹介します。

目次
式場を契約する前
結婚式費用の節約の中でも特に金額が大きい部分が、式場を契約する前です。
ブライダルフェアを駆使する!
ブライダルフェアは各式場の割引を受けるチャンスです。
フェアによってドレス料金が無料になったり、挙式費用が割引になったりします。
また午前中にフェアに行くだけで何万円もの割引があったりもするので、しっかりチェックして参加することが必要です。
フェアはゼクシィ
などで探せます。
ブライダルフェアについて詳しく知りたい方はコチラ。
お日柄は気にしない!(仏滅や日曜日の午後、季節)
挙式を行う日によって料金が変わってきます。
仏滅の日は人気がないので割引や特典を受けるチャンス。
また土曜日より日曜日、朝よりも夕方のほうが安くなることが多いです。
夏や冬も安くなりやすいですが、ガーデン系の式場は安くてもオススメはできません。
お日柄に関しては、親や親せきなどが気にする場合もあるので、両家で相談して決定しましょう。
ペーパーアイテム
ペーパーアイテムは手作りする!
招待状、席次表、メニュー表などのペーパーアイテムは持ち込み料金がかからない式場が多いです。
手作りすると式場で頼む金額の3分の1くらいになることも。
プロフィールブックにまとめると個性も出せて良いですよ!
プロフィールブックの作り方はコチラ。
招待状の宛名は自分で書く!
招待状の宛名は式場側でやってくれる場合もありますが有料です。
よほど文字を書くのに自信がない方以外は、自分で書くことをオススメします。
席札は引き出物と一緒にする!
席札は手作りするという手もありますが、席札代わりになる引き出物を頼むとより節約になります。
私も実際にそのサービスを利用し、それがこちら。

真ん中の瓶のもので、中身はお酒になっています。
机の上も華やかになって一石二鳥です。
会場コーディネート、装花
ウェルカムスペースは手作りのもので飾る!
ウェルカムスペース用の花はいりますか?と言われますが、花がなくても大丈夫!
ウェルカムボードを手作りしたり、前撮り写真などで飾ります。
挙式するチャペルの装花はアルバムを見せてもらって決める!
挙式する場所によって、装花がまったくいらない式場もあります。
私はステンドグラスのある教会で挙式し、最初は装花をたくさん使う予定でした。
ですが写真の打ち合わせ中に見せてもらっていたアルバムの見本には、装花がまったくない写真が!
それを見て、装花がない方が教会っぽさが出て素敵じゃない!ということになり、教会の装花はゼロにしました。
それだけで15万円近くの節約になったんです。
ブライダルフェアなどで見る式場はありったけの装花をコーディネートされています。
装花がないバージョンの式場を、実際に見せてもらうか写真などで見せてもらい、チェックするようにしましょう。
披露宴会場のフラワーコーディネートはほどほどで良い!
ゲストテーブルの真ん中に置く装花は、プラン内のものだと小さすぎて大丈夫!?と思う方がほとんどだと思います。
実際私もそう思いどこまでランクアップするか悩んでいたのですが、プランナーさんから「そこを見ている人は少ないし、当日は食器がたくさん並ぶのでそんな良いランクのものじゃなくて大丈夫ですよ」と言われ、1つだけランクアップしました。
また花瓶を大きなものにしたり緑を増やすことで、安くても豪華に見せることができるとのことで、そちらでお願いしました。
そうして実際に置かれた花がこちら。

テーブルの雰囲気はこんな感じです。

確かに食器が並ぶので、ほどほどのランクで十分!
席札を引き出物とあわせた分、余計にそうだったのかもしれません。
小物用の花はつけなくてもいい!
ゲストの方々にお話ししていただくマイクや、ケーキ入刀用のナイフに花をつけますか?と聞かれます。
マイクはいらないけど、ナイフは写真も撮るしあったほうがいいよね!?と思ってつけたのですが、実際式をしてみた答えは『どっちもいらない!』です。
つけた花はこんなかんじで、8000円ほどかかりました。

ですがケーキ入刀の写真を見ると…

花なんてほぼ写ってないし、ゲスト側からなんてケーキで隠れてて絶対見えてない~!!!!!
ケーキ入刀なんてほんの一瞬の出来事だし、ゲストは多分新郎新婦に注目してるだろうし、ナイフに花はいらなかったなと思いました。
ケーキまわりの装花は半分でいい!
ケーキのまわりに花を置くなんて、自分が式をするまで知りませんでした。
まず実際に私がやったケーキまわりの装花がこちら。

ケーキの前にドン!と置いてもらったのですが、打ち合わせの段階で、ケーキを囲むようにぐるっと花を置くか、ケーキの前半分だけに置くかどうしますか?と言われました。
ぶっちゃけ装花はなくてもよかったかな?とも思いますが、置くなら前半分だけで十分です!
折角飾っても後ろなんて見えないし勿体ないと思います。
ドレス・ブーケ
ドレス用の下着は式場で買わない!
ドレス用の下着(コルセットとカボチャパンツ)は式場で販売やレンタルをしていることがほとんどです。
でも外部で購入した方が安い!
私は問屋で買ったので、かなり安く済みました。
終わったあとはフリマアプリなどに出すのがベストです。
持ち込みできるならドレスは持ち込みする!
ドレスは持ち込み料がかかる式場とかからない式場があります。
かかる場合でも持ち込みした方が安い場合もあるので、前もって料金を確認しましょう。
持ち込み料がかからない場合は、持ち込む方が色んな会社からドレスを探せるので、低コストでお気に入りのドレスを着れますよ!
ネックレスやイヤリングは本物でなくていい!
ネックレスやイヤリングはドレスと別料金の場合が多いです。
式場ではイミテーションと本物のダイヤなどがついた物がありますが、イミテーションで十分です!
隣に置いて見比べれば違いはありますが、単体で見れば本物かどうかなんてわかりません。
ブーケやブートニアは手作り!
ブーケの持ち込みは、手作りであれば持ち込み料金がかからない場合があります。
式場でブーケを頼むと1つ3万円ほどかかりますが、手作りすれば1万円以下で作れますよ!
私は式と前撮り用で3種類のブーケを作成しました。

ラウンドブーケの作り方はコチラ。
かごブーケの作り方はコチラ。
和装ボールブーケの作り方はコチラ。
花冠は手作り!
花冠や花飾りも式場で頼むと高額です。
自分で手作りすると安くできるし、ブーケともお揃いにできて可愛さUPです。
花冠・花飾りの作り方はコチラ。
美容
ネイルやエステは提携外で!
ネイルやエステが出来るサロンがある式場があります。
式場に打ち合わせに行くついでにエステが出来たりと便利かと思いますが、基本的には非常に高額です。
私は美容にお金はあまりかけたくなかったので、ホットペッパービューティーなどでクーポンを駆使し、式場でやる半額くらいで済みました。
料理
料理はケチるな!
結婚式は自分たちが普段お世話になっている方々におもてなしをする場。
料理のランクを落とすと人数分が安くなるのでかなりの節約にはなりますが、ここは高くても質を求める方が良いでしょう。
ただし高すぎるものを無理して選ばなくても大丈夫です。
出来ればブライダルフェアなどに参加し、料理を試食してみてから決めるとベストです。
ドリンクは最低プランを!
結婚式はおもてなしの場…とは言いますが、ドリンクはわざわざプランを上げなくても良いです。
というのも、ドリンクは別途注文が可能です。
余程お酒飲みのゲストが多い場合はランクアップした方が良いかもしれませんが、そうでない場合は最低プランに設定しておき、『他にもドリンクの用意がございます。スタッフにお尋ねください』などとメニュー表に記載したり司会の方に説明していただくと良いです。
全てをランクアップするよりも、ランク外のドリンクを飲みたい方が飲みたい分だけ注文して別途料金がかかる方が安く済みます。
引き出物・プチギフト
引き出物は持ち込みか宅配サービス!
式場と提携している引き出物業者で購入するよりも、外部から持ち込みするか宅配サービスを利用しましょう。
というのも、式場の紙袋は1枚500円くらいしたりと高額です。
外部で購入すると紙袋代が安く済むので節約になります。
また宅配サービスだと、そもそも紙袋が不要となります。
引き出物は別日にゲスト宅に宅配され、当日はテーブルに『引き出物は〇日にご自宅へお送りいたします』などと書かれたメモを置きます。
当日ゲストが紙袋を持ち帰る必要がないので、年配の方や遠方からのゲストが多い場合は特に良いです。
プチギフトは飾れるものにする!
プチギフトとはゲストが帰る時に、新郎新婦からお礼の気持ちを込めて手渡すお菓子や小物などです。
このプチギフトを飾れるようなものにすると、ウェルカムスペースや受付が華やかになります。
こんな感じ!

ウェルカムスペースや受付に花を置くかどうかの選択もできますが、置くと装花代がかかります。
こういった飾れるタイプのプチギフトにすると、装花代が節約できますよ!
演出
リングピローは自作
リングピローは式場の貸し出しが有料と無料の場合があります。
有料の場合は持ち込みした方が安く済むことが多いです。
料金がかかるのかかからないのかしっかり確認して対策しましょう。
写真・動画
アルバムはつけないほうが良い!
式場でカメラマンを手配する場合、アルバムが自動的につく場合と別料金の場合があります。
別料金かつ前撮りを行っている場合は、式場ではアルバムはつけない方が良いかもしれません。
というのも、前撮りをお願いした会社によっては、前撮りの写真と一緒に式の写真もまとめて一冊のアルバムにしてもらえる場合があります。
しっかり両方のプランを確認し、良い方を選びましょう。
ビデオ撮影はしておくべき!
ビデオ撮影はできればあったほうが良いです。
最初はお金もかかるし、そんなにビデオを見返したりもしないだろうから、そもそも撮影自体必要ないかなと思っていましたが、念のためと知り合いに撮影を依頼しました。
いざ式をすると目まぐるしく時間が過ぎるので記憶がない!
あの人何喋ってたっけ!?お色直しの間の会場の様子は!?などなど、残しておいて良かったと思いました。
式場で依頼するとかなり高額になるので、外部で安く依頼すると良いです。
ムービーは自作か外注!
披露宴ではオープニングムービー、プロフィールムービー、エンドロールの3種類のムービーがあります。
式場で依頼すると相場は5万~10万円。
それが3種類ともなるとムービーだけでシャレにならない金額になります。
自作できる方は自作、無理な場合は外注する方が良いです。
外注だと2万~5万ほどで出来るので、クオリティと金額を見比べて選びましょう。
ちなみに私たちは自作しましたが、ムービーは旦那くん担当でかなり時間をかけていました。
コマ送りのプロフィールムービーを作りましたが、撮影で丸1日、編集で20時間くらいかかっていたのではないでしょうか。
自作は知識はあまりなくても調べれるので良いですが、時間と根気は必要です。
式当日までにやるべきことをやる
いくら式代を節約するといっても限度があります。
それまでにしっかりやるべきことをやる必要があります。
一緒に住む
まだ同居していないカップルでお互い一人暮らしの場合は、早々に同居して家賃を節約しましょう。
食費も1人の時よりはまとめ買いができるので安くなったりするし、光熱費も別々の場合よりは減ります。
お昼は毎日お弁当
外食するとランチだけでも千円前後かかりますよね。
手間はかかりますが毎日お弁当にするだけでかなりの節約になります。
私たちも毎日お弁当にしていましたが、毎日作るのは面倒なので一気に作って冷凍していました。
お小遣いをしっかり決める
同居していたりお弁当にしていても、他でお金を使っていれば式の費用は貯まりません。
お互いに月にいくらまで使っていいか決めて、スケジュール通りに貯金していく必要があります。
まとめ
色々な節約方法を書いてきましたが、全部が全部やる必要はありません。
出来るところは節約し、出来ないところは無理にやらなくても大丈夫。
節約のために無理に時間をかけたりして、体調を崩しては元も子もありません。
抑えるところは抑え、出すところは出す、しっかりメリハリをつけることが大切です。


