妊娠

妊婦健診の補助券が使えない!それはどんな時?申請すると返金される!

妊娠11週目頃に、いつものように産婦人科に検診に行った時のことです。

1週間前に母子手帳や妊婦検診の補助券を交付してもらっていたので、会計時に補助券を渡しました。

 

 

え、補助券が使えない?

 

マジで??

 

当時私は埼玉県に住んでいましたが、職場は東京都内だったため、お昼休みに通える東京の産婦人科に行っていました。

産婦人科の受付の人によると、補助券をもらった県と病院のある県が違うので、管轄外とのこと。

 

そんなの聞いてないよ~~~~!!!!!

 

この日のお会計は、なんと3万円弱でした(白目)

 

 

妊婦健診の補助券とは?

妊婦健診の補助券の正式名称は『妊婦健康診査受診票』といいます。

産婦人科で妊娠が確認された後、住民票を置いている役所に妊娠届を出すと、母子手帳と一緒に貰うことができます。

 

妊娠・出産にかかる費用は基本的に自己負担ですが、国がその一部を負担してくれるチケットがこの補助券です。

 

補助券は、基本的には妊娠届を出した地域でしか使用することができません。

地域によって補助金額や内容が異なるので、気になる方は自治体に確認してみてください。

 

 

補助券はいつから使う?使う回数は?

補助券は最初の妊婦健診時から使えます。

赤ちゃんの心拍が確認できるまでは妊婦健診ではないので、大体産婦人科から母子手帳を貰ってきてと言われた次の検診くらいから使うことができます。

病院などによって異なりますが、大体15週目頃までに最初の検診があるそうですよ。

 

補助券の枚数も自治体によって異なりますが、東京都では14回分あり、他の自治体もおおよそそれくらいだと思います。

妊婦健診は妊娠初期は4週間に1回、中期は2週間に1回、後期は毎週の頻度になります。

 

体調が悪い場合や、出産予定日が来ても産まれない場合は産婦人科に行くことになりますが、通常の検診ではないため補助券が使えないことが多いので要注意です。

 

 

こんな時補助券は使える?使えない?

住民票のある県と、通っている病院がある県が違う場合

私のように、住民票のある地域(母子手帳や補助券の交付を受けた地域)と、通っている産婦人科の地域が異なる場合、補助券を使えないことがほとんどです。

稀にそういった場合でも使える病院があるようなので、気になる方は病院に確認することをオススメします。

 

補助券が使えないと、特に妊娠初期や中期は高額なので、財布の中身に余裕を持たせた方が良いです。

 

私は初回の妊婦健診で、3万円弱かかってレジを二度見しました。

 

里帰り出産する場合

里帰り出産の場合、今住んでいる地域と実家の地域が異なる場合は、補助券を使えないことがほとんどです。

こちらも病院によっては使える場合があるようなので、気になる方は先に確認しておくことをオススメします。

 

とはいえ、里帰りの場合はそこまで神経質になる必要もないです。

妊娠後期から里帰りする人が多いと思いますが、妊娠後期の妊婦健診は前期より大体安いです。

 

引っ越しする場合

今住んでいる地域と別の地域へ引っ越しをする場合、今使っている補助券は使えなくなります。

ですが、引越し先の自治体に届け出ることによって、新しい地域で使える補助券と交換してもらうことが出来ます。

 

ただし、地域によって補助券の枚数や金額が異なるため、完全に同じ金額分を交換してもらえるわけではありません。

今まで使った補助券とおおよそ同じ分を除いた状態で交付されます。

 

私は妊娠後期に、埼玉県から大阪府に引っ越しをしました。

埼玉と大阪の補助券は結構内容が違っていたため、大阪の自治体の方もどれだけ除いた状態の補助券を渡せば良いのか悩んでいました。

もしかしたらここで間違うこともあるのかなと思ったので、自分も一緒に確認しながら交換してもらうことをオススメします。

 

 

補助券が使えなかった時は後でお金を返して貰える!

本来であれば補助券を使える検診を全額現金で支払った場合でも、後で同等の金額を受け取ることができます。

補助券をもらった地域の保健所に届け出ると、現金で支払った全額、または一部の金額が払い戻されるんです!

 

払い戻しに必要なもの

払い戻しを受けるには、下記のものが必要です。

 

・申請書

・領収書

・未使用の補助券

・印鑑

・母子健康手帳

・振込先口座のわかるもの

 

自治体によって、領収書の原本が必要なのか、コピーが必要なのか異なります。

また必要なものも自治体によって多少異なると思うので、申請の際は自治体のホームページなどを確認することをオススメします。

 

いつ払い戻しされる?

申請が通ると、保健所から『○○円を入金しました』というような通知書が届きます。

私の場合、保健所に申請をしてから2ヶ月ほどで入金されました。

 

 

損をしないために、しっかり調べて前準備を!

自治体への手続きと聞くと、なんだかややこしいな…面倒くさいな…と思うかもしれません。

 

でも、妊娠出産は予想以上にお金がかかります。

出産した後も、育児にお金がかかります。

 

返してもらえるお金があるなら、面倒くさくても手続きした方が良いです!!

 

少しでも多く節約したり損をしないためにも、知識は必要です。

今回のこの経験で、色々調べて準備をしておくことが大切だと実感しました。